赤ちゃんや子どもを連れての引っ越しはとても大変なことです。
私は産後5ヶ月のときに引っ越しをしましたが、まだ目が離せない赤ちゃんとの引っ越しはとても苦労しました。
引っ越すきっかけは様々ですが、一人暮らしのときとは比べ物にならないくらい気を遣います。
できる限りストレスがないように引っ越すにはどうしたら良いのでしょうか。
そこで今回は、赤ちゃんや子どもを連れて引っ越しをするときの「やることリスト」とスムーズに引っ越しをするための「荷造りのコツ」をご紹介します!
子連れ引っ越し|一連の流れ
引っ越しの流れと、スムーズに乗り切る荷造りのコツをご紹介します。
引っ越し準備は荷物の量にもよりますが、およそ1ヶ月くらいかかると考えておきましょう。
①物件契約
物件の契約を完了して引っ越し先が決まったら、次は引っ越し日を決めましょう。縁起が良いので大安日を選ぶ方も多いですね。
土日や祝日、2月〜4月の繁忙期を避けると費用をやすく抑えることができます。
また、引っ越す時間帯によっても費用は変動します。その多くが「午前」「午後」「フリー」で分かれていて、早い時間帯の方が値段が高い傾向があります。
しかし荷物を運んだ後の荷ほどきや食事のことを考えると、早い時間帯の方が子どもにとっても良いかもしれません。
②引っ越しの見積もりと業者の決定
引っ越し日の候補が決まったら、引っ越し業者に見積もりをお願いしましょう。
自分で引っ越し考えている方やお願いする業者がなんとなく決まっていても、一度見積もりを取っておくことはおすすめです。
見積もりをお願いするだけでお米をくれたりするところもありますよ。
家に来て見積もりをしてもらう時間が面倒な方は、ネットで簡単に料金比較をしてくれるサイトもあります。
③荷物を整理する
荷物のデトックスをしておきましょう!引っ越しのタイミングは断捨離をする良い機会です。
まずは新居の間取りを取って、家具の配置を考えておくと、必要な物と不要な物の判断がつきやすくなりますよ。
思い出の品や服などもたくさんあるかと思いますが、ここは思い切って整理すると気持よく新生活を迎えられます。
リサイクル業者に見積もりを依頼すると、意外にも高く買い取ってもらえることがあります。
私の場合は、IKEAのシェルフ(KALLAX)を捨てるつもりで見積もりをお願いしたら500円になりました。無印のプラスチックケースも100円になりましたよ。
粗大ゴミとして出すことを考えたら、大儲けです。
不用品として処分する場合は、回収業者の手順に沿って早めに手配しておきましょう。
子連れ引っ越し「荷造りのコツ」
いるものといらないものを仕分けし荷物を整理したら、いよいよ荷造りです!
余裕を持って、引っ越しの2週間前くらいから少しずつ始めると良いでしょう。
荷造りのコツ① <荷造りは場所ごとにする>
まずはしばらく使わないシーズンオフの物を梱包していきます。
開梱しなくても何が入っているか分かるように、段ボールの上と側面に「本」「衣類」「キッチン」など記載しておきましょう。
新居のどの部屋に運ぶのかが分かっていれば、その部屋の記入もしておくと引っ越し業者の人がスムーズに運べます。
荷造りのコツ② <すぐにオープンするボックスを1~2箱つくる>
引っ越しの日まで使っていたものは、その後もすぐに使うことが多いのでまとめて段ボールにいれておきましょう。
トイレットペーパーやティッシュ、カッターやはさみ、ぞうきんや軍手を入れておくと重宝します。
また子どもがいる場合は「お腹が空いたー!」となっても対応できるように、お米と炊飯器もすぐに取り出せるようにしておくと安心です。
新居に到着後、すぐにあると良いものリストを作っておきますね。
お世話になったお家の最後のお掃除も忘れずにしておきましょう。
□ ティッシュ
□ 洗面道具
□ パジャマ
□ 下着
□ 翌日の着替え
□ カッター
□ はさみ
□ ぞうきん
□ 軍手
□ クイックルワイパー
□ 掃除機
□ ゴミ袋
□ 炊飯器
□ お米
□ 最低限の食器類
□ 子どもの絵本やおもちゃ
□ おむつセット
□ ミルクセット
□ 離乳食
荷造りのコツ③ <子どもを預かってもらう>
少しずつコツコツ作業をするのは大切ですが、引っ越し日が近づいたら子どもを預かってもらうのもおすすめです。
その間に一気に片付けてしまえば、ストレスなく荷造りを完了できます。協力してくれそうな人がいたら、ぜひお願いしてみてください。
荷造りのコツ④ <荷造り・荷ほどきを外注する>
荷造りや荷ほどきは、とても大変なことです。そこでおすすめしたいのが、引っ越しの前後をお手伝いしてくれるサービスです。
引っ越す前の荷物の量や家具を確認し、新居に合った配置や収納プランを提案してくれます。
片付けが苦手な人や、家具の配置に悩んで作業がなかなか進まない人は、プロの手を借りるのも一つの手ですね。
荷造りのコツ⑤ <引っ越し作業中の子どものスペースを確保する>
引っ越し作業中は、毎日の掃除では行き届いていなかった場所のホコリや菌が舞ったりとハウスダストが多くなります。
空気清浄機を使ったり、窓を開けて換気したりして、赤ちゃんや子どもがホコリを吸い込まないよう注意してください。
引っ越し作業中に子どものスペースを確保しておくことをおすすめします。
また、新居に使われている壁紙の接着剤などの様々な物質が原因となりアレルギーを起こすこともあるようです。
いつも以上に体調や環境に気を配ってあげましょう。
子連れ引っ越し|新居の準備をしておく
いよいよ新居に引っ越しです。まだ住んでいない部屋は、人がいなくてもホコリやゴミが溜まっていることもあります。
引っ越しのときに大型の家具を入れてしまうと、隅々まで掃除をすることが困難になってしまうので、引っ越し前日までには掃除を済ませておくようにしましょう。
意外と忘れてしまう、カーテンのサイズチェックもしておきましょう。
また子どもは環境の変化にとても敏感です。環境の変化によるストレスを軽減するためにも、早く元の生活に戻れるように生活環境を整えてあげましょう。
インテリアのレイアウトを一緒に考えたり、引っ越し前に新居の周りを散歩して早く慣れさせてあげるのも良いでしょう。
子連れ引っ越しに伴う手続きリスト
大人が1人で引っ越しをするのも手続きが多くて面倒ですが、子どもも一緒となるとやることは倍増です。
もっと簡単にまとめて手続きができればいいのに…と、引っ越しをするたびに思います。
赤ちゃんを抱っこしながら役所に行ったり、必要な書類を揃えたりと大変ですが、家族の方と協力して抜かりなく手続きを終えておきましょう。
そのための手続きリストをご紹介します。参考にしてみてくださいね。
【引っ越し前】の手続きリスト
引っ越す前の役所でしか発行されない書類があります。
新しい住所へ引っ越しが終わった後に、前に住んでいた住所の管轄の役所へ行くのは意外と面倒になるものです。
引っ越す前に必要な書類は揃えておきましょう。
引っ越し前の手続き|役所関係
□ 転居届・転入届を出す
□ 印鑑登録の廃止
□ 国民健康保険の資格喪失届を出す
□ 原動機付き自転車の廃車申告
引っ越し前の手続き|幼稚園・保育園・学校関係
□ 転園届を出す
□ 転校届を出す
引っ越し前の手続き|医療関係
□ 通院中の場合はかかりつけの医者に相談し、場合によっては紹介状を書いてもらう
引っ越し前の手続き|習い事関係
□ 習い事の退会と、お世話になった方々へのご挨拶
引っ越し前の手続き|その他の手続き
□ 電気・ガス・水道各会社へ移転連絡
□ NHK・ケーブルテレビヘの移転連絡
□ 郵便局の転送手続き
□ 携帯電話会社への移転連絡
□ 銀行の住所変更
□ クレジットカードの住所変更
□ 各種保険の契約変更・住所変更
□ 介護保険被保険者証の返納
□ インターネットの解約手続き
□ スカパーなどの
□ 駐車場の解約
【引っ越した後】の手続きリスト
引っ越しが終わって疲れもたまっている頃かと思いますが、もうひとがんばりです。引っ越しの後の手続きリストをご紹介します。
引っ越し後の手続き|役所関係
□ 転入届
□ 国民健康保険の加入と住所変更
□ 国民年金と厚生年金の住所変更
□ マイナンバーの住所変更
□ 原付バイクの登録変更
□ 自動車の登録変更・車庫証明の発行
□ パスポートの更新
□ 飼い犬の登録
□ 子ども手当の変更
□ 母子手帳の変更手続き
□ 検診補助券
□ 乳児検診の検診票
□ 予防接種の接種券
引っ越し後の手続き|幼稚園・保育園・学校関係
□ 転入園届
□ 転入学届
引っ越し後の手続き|医療関係
□ かかりつけ医を探す
引っ越し後の手続き|その他の手続き
□ 電気・ガス・水道各会社へ開通依頼
□ 段ボールの回収依頼
□ 運転免許書住所変更
子連れ引っ越し|まとめ
子どもを連れての引っ越しは、やることが多くて気が遠くなりそうですがリストを作って一つずつチェックしていけば、意外とスムーズに乗り切れます。
心に余裕を少しでも持てるように、事前の準備をきちんとしておきたいですね。